つぶやき・・・・82


土地を持たない畜産業

  宮崎県が口蹄疫の終息を宣言した。おおいに反省し復興に向けて頭を絞ってもらいたい。

  防疫活動における反省点として埋却用地の不足が挙げられている。この背景には、日本の畜産業の特徴として、飼料を外国に依存、衛生技術に支えられた多頭かつ高密度飼育があるが、裏返せば「土地を持たない畜産業」ということになる。

  本来、土地の飼養能力にみあう家畜を飼うのが畜産業の自然なありかたであろう。さすれば舎内の家畜の密度もさることながら地域内の畜産農家密度も適当となる。

  わが国の畜産業のいびつな一面が口蹄疫の防疫作業で見えてきた。畜産は農業であり、加工工業ではないことを再認識する時。


2010. 8.30

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