つぶやき・・・・273

   

“世界を駆け巡るもの"

                                                                 
                        「パンデミック」が日常語となって久しい。感染症というのは世界を駆け巡るものとして理解されている。
                        人類の食の柱であるトウモロコシも全世界を流通し、人類の食の単一化へと向かうと警告される。
                        最近、「薬の自給率」という言葉をテレビで知った。
                        様々な要因で薬の過不足が生じ、新薬やら旧薬が目まぐるしく世界で躍り、命に係わる事情が発生している。
                        はたまた、人間の労働力の過不足を外国に依存しようと四苦八苦する

                        こうした近代文明を誰もが意識せずとも、これまた世界単一化へと進行する。
                        グローバル化と称する怪物は経済的、環境的、社会的な面で様々な不幸をもたらしているように見える。

                        ぽつんと一軒家で自給自足する生活を覗くテレビ番組が人気だ。
                        近代文明が世界を駆け巡る危うさを避けたいという潜在意識だろうか?

                                
            

2024.6.22

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