つぶやき・・・・260

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　高岡市のN氏はスーパーや安売りの店では買えない酒を売り、お酒の伝道師と自認する、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　氏は、ブドウ栽培で化学肥料を多用するとワイン特有の味が発現しないことに気が付いた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　そこで、有機栽培ブドウで味わい深いワインをつくろうと志を立てた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　そして、さびれゆく地と評されていた県内最大の丘陵農地でワイン用ブドウを栽培する計画を発表した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　この計画に対し、各方面から賛同の手が差し伸べられ、２０２３年、ついにワインが世に出た。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　一方、この丘陵で肉牛経営を営むU氏は、輸入穀物に依存しない肉牛飼育を目指し、日本短角種に目をつけた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　岩手県で山林放牧されている牛だ。　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　野生的で、野草だけでも発育し、生産される肉は霜降り肉でなくヘルシーな赤肉だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　先日、当地の新聞が、N氏のワインの館でU氏の短角の焼肉パーティーを催すという。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　コロナ明けの今、土地の有効利用、自然回帰のワインと肉牛が目に浮かぶ。絵になるな。

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2023.6.30

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