つぶやき・・・・25



畜産を支える獣医師

  獣医師になるには、大学で6年間の獣医学課程を修めたうえ国家試験を通過しなければなりません。毎年約1000人の獣医師が世に出ますが、このところ彼ら、彼女らの志向と需要にアンバランスが生じています。

  いわゆる“犬猫のお医者さん”を志すものが増加し続け、現在は新規免許取得者の50%に達しています。一方、畜産・公衆衛生関係の業務に就く地方公務員や農業共済組合で家畜診療を志すものが極端に不足しているのです。かつては、いわゆる3Kの仕事とはいえ意気に感じて畜産現場に身をおいたものですが。

  県庁、農業団体、農協の人事担当者は卒業生を輩出する全国の大学に赴き就業の勧誘に努めていらっしゃる。しかし、際限ない競争を強いられている農畜産業の世界に飛び込む勇気は湧いて来ないのでしょう。

  農業、食の問題がこんなところにも投影されているというべきでしょうか。牛肉、豚肉、牛乳、卵の生産に獣医師は不可欠なんですが・・・・・・。  


2007.7.25


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