つぶやき・・・・248

   

"野菜の異常から自然の異常を知る"

                                                                            
                      昨近、高温や豪雨などによる被害のニュースに慣れてしまい、異常気象というよりこれが通常になってきた。
                      しかし、スーパーなどでは、野菜が高温障害でとんでもない高値がついている。
                      自家菜園でキウリを通りすがりのご近所に差し上げると「ありがとう」ではなく「助かります」とのお言葉が返ってくる。

                      さて、野菜の発育具合を観察し、気象や自然の見えない異常を発見できないかという観点だ。
                      表に出ないが耐え忍んでいる被害や、さらには苦にならない程度の異常もあろう。
                      野菜の言い分に耳を傾け総合的な捉え方を学習し、鈍くなった感覚、身につけたい感覚をものにできたらなーと考える。

                      筆者らの畑で5人が野菜作りを楽しんでいるが、時には予期せぬ同じ現象に気が付き、首をかしげることが少なくない。
                      いうなれば、野菜をモニターとして、気象や環境の異常を感知する能力を養うことは価値があろう。                 
                      個々の現象では理由が挙げられるだろうが、総合的にとらえる方法も必要だ。                     


2022.8.16

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