つぶやき・・・・234

   

“有難い食品"

                                                      
                      給食の牛乳が原因で富山市内の小学校の生徒1000人ばかりが中毒症状を訴えた。
                      原因の牛乳は市内の零細な一乳業者が生産したもので製造設備の清掃の不行き届きがあったようだ。

                      家畜から頂戴する食品の中でも最も優れたものといえば牛乳であろう。
                      だが、厄介な性質をもつことでもある。
                      卵、ミカンのように適当な量が封入された好都合な状態で生産されるものもある。
                      ところが、液体である生乳は、多数の牛、多数の酪農家から集乳し合乳として出荷される。

                     
                      そして、乳業工場まで低温に保ち、今度は、風味を損なわないような高温で殺菌処理される。
                      さらに合乳や製品の品質に問題が発生した場合、乳牛個体にまでさかのぼり原因を探らねばならない。

                      食品としての牛乳は実に扱いにくいものである。
                      かように、高度な設備、技術でもって生産行程が管理され食卓に上るが、牛乳はペットボトルの水と同程度の価格である。                     


           

2021.6.29

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