つぶやき・・・・221

   

“ウイルスは遠い親戚”

                                                            
                              厄介な新型コロナウイルスの性格とはどういうものか、大衆にもよくわかるように伝えられてきた。
                              ビールスでなくウイルスと呼ばれるようになった。
                              パンデミック、オーバーシュート、ロックダウン、RO、クラスターなど、かつては伝染病学の専門家しか知らない言葉が新聞テレビにさらりと出てくる。

                              さて、ウイルスは細胞膜を貫通して人の細胞核へ侵入して増殖する。
                              この際、破って侵入するのではなく、ウイルスと細胞の間には鍵と鍵穴の関係整っている。                            
                              電子顕微鏡でしか見えないウイルスだが、遺伝子という高度な化学組成でもって増殖する能力は人と同じだ。
                              つまり近隣関係を維持している厚かましい親戚というべきか。

                              そして、このウイルス禍が収まりつつあるこのごろ、このウイルスとの付き合い方が語られている。
                              戦う敵ではない、適度な距離で仲良く共存しましょうという流れになってきた。

                              命と経済のバランスをとるための提案とともにく、奥深い地球規模の生物学的思慮に立った方向性が国民に示されたと思いたい.。 。


           

2020.6.27

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