つぶやき・・・・201

   


“獣医師と医師の連携”

                                                                                                  
                             世界各地の気候の変化に伴い感染症を媒介するダニ、蚊などは生存に適した場所に移動するだろう。
                             こうした生物の生態変化に伴い幾多の人獣共通感染症が思わぬ地域で人を襲うことになる。
                             人や物の流れも発生要件を後押しする。、

                             ようやく危機感が生まれ、この数年間、日本医師会と日本獣医師会の距離が縮小してきた。
                             各県においても医師会と獣医師会が協定し、いざという時には連携して対応することになっている。
                             先日開催された日本獣医師会創立70周年の記念式典に世界獣医師会長、日本医師会長が来賓として出席し記念講演もあった。
                             医師会の歴史は感染症との闘いといっても過言ではなく、その多くは人獣共通感染症である。
                             今後は医師と獣医師との知識、技術の共有・連携が重要、と訴えた。

                             専門の公的機関は了解できるだろう。
                             しかし、ここらは金にならない分野であり、一般の医師、獣医師には高い志が前提となる。  


                                                    

2018.12.13

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