つぶやき・・・・131


肉は固いのが良い

   牛は、人が食えない草を食べて発育し、人にタンパク質を与えてくれる。人の食生活に欠かせぬ素晴らしい動物だ。

   ところが、我が国では人の食料にもなる麦やトウモロコシで牛を飼育する。
   やわらかくおいしい牛肉を所望する消費者に応えるためだ。
   赤身の肉の間に白い脂肪が網の目のように入った、いわゆるサシの入った肉は霜降り肉として珍重される。

   しかし、やわらかい肉がおいしいとするのは世界共通ではない。
   また、穀物飼料はひとの食料と競合するうえ、穀物を肉に変換する効率は鶏、豚にくらべ低い。
   いうなれば牛肉は穀物浪費型食料である。
   なおかつ、かような牛肉は生活習慣病の原因にもなり、幼少期の歯列の発育にも好ましくない。

   ところで、こうした消費者ニーズが今後もまかり通ることでいいのだろうか。
   TPP交渉は、ものの在り方をグローバルに考える場を与えてくれた。

   そこで、消費者には、
   「我が国の農業は国費で成り立っており、食糧事情の将来にも配慮し、さしの入った牛肉なんぞを食べるな!」と申し上げたいのだが・・・・・。


2013.10.2

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