つぶやき・・・・129


農業を産業にすべきか?


   昭和36年の農業基本法、別名「農業界の憲法」制定以来、我が国では、農業の規模を拡大、専業化し、自立する産業にしようと図ってきたが、そうはならなかった。

   計画の一方、小規模農家や財産管理的稲作の存続にも手厚い支援があった。集落営農、カントリーエレベーター建設、個別所得補償などがその一例であろう。  
   かような矛盾する政策が重ねられてきた。

    地域においても、方向がずれた計画があった。
   たとえば、わが県では、稲作とバランスのとれた畜産、園芸の振興というキャッチフレーズが掲げられた。
   地産地消、持続型などの奥ゆかしいイメージはあるが、専業的規模拡大ではなく、地域における多角的生産は儲かる農業にはならなかった。

    結局、我が国の農業は、産業であるのか、国営事業なのか。ダブルスタンダードに甘んじてきた。

   こうした農業が、そのうちTPP交渉の方向付けに重大な要素となる。
   あっちの要求、こっちの要望に縛られ、理解不能な決着を聞くことにならねばいいが。

    寅さんがいう。学のある人は物事を順序良く考えて答えを出す。おれたちは、エィ、ヤッと答えをだす。
   どっちが良いき判断になるか・・・・な。          


2013.8. 10

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