つぶやき・・・・121


外部からの視点が重要

    
   かつて筆者の職場へ中国の農業指導者が研修に来た。よく勉強し、質問攻めの毎日であった。

   2週間くらい経て研修性はいう。日本の行政が行う農業指導はいい加減なものであると舌鋒鋭く批判した。
   新しい技術の普及にはリスクが伴う。しかし、公務員の指導者はこのリスクに見合う公費の裏付けがないまま現場に向かっている。
   指導者は、失敗できない、恨まれたくないから大胆な説得、指導はできない。

   仰せのとおり! 有り難い外部から批判を頂戴し納得、感謝した。

   さらに、私どもにとってはそれが日常業務として"当たり前"であることが重症であろう。

   新政権は我が国の製造業振興のための資金や技術を支援するにあたり、官と民とでフアンドを設けるという。
   中小企業やベンチャー企業の研究、投資に必要なリスクを負担できる仕組みだ。
   農業技術指導に比べれば、進んだ仕組みかもしれないが、役人の発想や評価に依存すると成果は期待しにくい。


   なんといっても新鮮な外部の目が肝要だ。


2013.1. 18

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