つぶやき・・・・114


動物愛護の起源

 
  動物救助をテーマにした写真展を見た後、動物愛護とは人間が本来持ち合わせている情感であろうか、あるいは育てられたものか調べてみた。 (「動物への配慮」・・・ジェイムス・ターナー 斎藤九一訳(1994))

  19世紀、イギリスでダーウインの「種の起源」が発表され、哺乳類、鳥類は人類の親戚だと気づいた。言い換えれば、生き物の命は人を含め自然界に入り組んだ織物と意識できるようになった。
  動物の生体解剖に反対の風潮がでてきた。物言わぬ動物の権利が保護されるなら人間の権利は安泰であろうと納得した。奴隷制度も廃止された。
  また、この時期、産業革命により、生活が自然から遊離し始め、人々はなにか不安を感じ始めた。・・・・・示唆深い記載だ。、

  こんな意識の変化から動物愛護という概念が発生し、イギリスでは、1911年、多くの反対があったが動物愛護に関する基本的な法律が完成したという。

  わが国の動物管理愛護法が出たのは1973年だ。猫がねずみを餌食にする、人が食料として動物を屠殺するなどは非難できないことを含めて、法律や動物愛護の精神の具体化は難しい。


2012.8. 13

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